税理士 税理士
税理士 税理士
税務調査の流れ
税理士

税務調査の流れ

実際に税務調査が行われるとなったら、一体どうすればよいのでしょうか。事前に用意しておくものはあるのでしょうか。税務調査が行われる流れを知っておき、いざというとき、スムーズに対応できるようにしておきましょう。

税務調査の前に電話はある?ない?

任意調査の場合、事前に電話での連絡があるときとないときがあります。申告で不審な点が多い場合や現金商売の場合は、電話連絡なしに抜き打ちでくることもあります。事前に連絡があったときとなかった場合、それぞれどのような対応をすればよいのでしょう。

事前に電話があった場合

税務署から納税者か担当の税理士に「何月何日に調査に行きますよ」という電話が入ることがあります。

納税者と税理士のお互いの都合が合うかどうかを確認しあってから受けることになるので、その場ですぐに返事をしてしまわないようにしましょう。「税理士と一緒に立ち会いたいので、日程の確認をします。折り返しこちらから連絡します」と伝えてください。都合が合わなければ、別の日に変更してもらいます。また、日程を連絡するときに、調査に来る職員の所属部門と名前、調査に来る人数を確認しておきましょう。人数が多い場合、作業スペースが必要になります。

税務署が行う税務調査の多くは、このような事前連絡があります。納税者側も連絡を受けていれば、書類等を用意できるので、当日の税務調査がスムーズにできるためです。

電話連絡なしに突然来た場合

税務署が電話なしで調査にやってくることももちろんあります。いきなり税務調査に入られると、担当税理士がその場にいないのはもちろん、場合によっては社長や経理担当者もいない場合があります。税に関して詳しくない人が対応しても、質問に答えられませんよね。電話連絡なしに税務調査が入った場合は、まず、相手が本当に税務職員なのかを確認するために、身分証明書を見せてもらいましょう。「身分証明書を忘れた、代わりに名刺を…」といわれたら、帰ってもらってもかまいません。

すぐに税務調査を始めるのではなく、税務職員に税理士の立会いを希望することを伝えます。これは納税者に認められた権利なので、それを無視してまで税務調査は行われません。税理士が到着するまでの間、調査は行われません。どうしても、税理士や社長、経理担当者の都合が合わない場合は、そのことを伝えて別の日に変更してもらうこともできます。きちんとした理由があって、当日に税務調査を受けられない場合は、調査拒否にはなりません。

税務調査当日の対応は?

いざ、税務調査が始まるとなると、悪いことはしていないのにやはりドキドキしてしまいます。税務調査の当日は、あらためて税務職員の身分証明と、なぜ税務調査に来たのかという理由を確認してください。

当日までに、調査対象となる帳簿や書類を用意しておきますが、税務職員はそれをみながらさまざまな質問をしてきます。その場で分かることは答えても大丈夫ですが、何年も前のことや、細かすぎてよく覚えていないことなどは、その場で適当に返事をせず「後日確認してから報告します」と言うとよいでしょう。税務調査では、その場で全ての質問に答えなくてもかまいません。後日、文書などにまとめて提出するとよいでしょう。

税務調査に来る職員も、人間です。あまりに冷たい対応や反発するような態度を取ってしまうのはお互いにギスギスしてしまい、よくありません。スムーズに税務調査を終わらせるためにも、冷静に対応してくださいね。

税理士